フジテレビ第三者委員会が3月末に出した結論に対して、中居正広側が弁護団を結成して反論しています。
その中心人物と見られるのが長沢美智子弁護士です。
どんな人なのでしょうか?
顔写真を紹介しながら、彼女のプロフィールを探っていきます。
長沢美智子弁護士の顔画像!Wiki風プロフィール

まずは長沢美智子弁護士のWiki風プロフィールを見てみます。
生年月日:1951年8月26日(74歳・2025年5月現在)
出身大学:早稲田大学法学部卒業(1976年)
弁護士登録:1984年(第二東京弁護士会)
所属弁護士事務所:東京丸の内法律事務所(パートナー)
得意分野:企業法務、倒産法、知的財産権、民事事件
東京大学卒業としているネット記事も一部ありますが、所属弁護士事務所のプロフィールにあるとおり、早稲田大学卒業が正しいようです。
長沢美智子弁護士が早稲田大学法学部を卒業したのが1976年。
弁護士登録をしたのが1984年ですから、大学を出てから弁護士になるまで8年かかったことになります。
長沢美智子弁護士が司法試験に合格したと思われる昭和58年前後は法科大学院(ロースクール)がなかった時代。
試験一発勝負だった当時、旧司法試験の合格率は2%を切っていました。

この難関をクリアしているのですから、優秀な方なのでしょうね。
その後は企業法務や知財法務の分野で活躍し、最近では大塚家具のお家騒動を巡り、娘の久美子氏を勝利に導いたとして知られています。
長沢美智子弁護士の顔画像!中居の性暴力を否定?
長沢美智子弁護士を中心とする中居正広弁護団。
今回、彼らが第三者委員会に対して行った反論がSNSで議論を呼んでいます。
特に問題視されているのが、
「本調査報告書は、『性暴力』という認定を行うにあたり、WHOの広義な定義を使用していますが、日本語としてその言葉が持つ凶暴な響き・イメージにはなんら留意することなく、漫然と使用しました」
引用元:https://times.abema.tv/articles/-/10177960?page=1
「本件には、『性暴力』という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されませんでした」
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202505120001208.html
という部分です。
「暴力的・強制的な性的行為でなければ、日本では性暴力とは呼ばないんだ」とも取れる内容で、SNSやヤフコメ欄には疑問が投げかけられています。
中居氏代理人の反論は、橋下弁護士同様、「性暴力」を、殴ったり力ずくでするものだけとしていることが大きな問題だと思う。
WHOだけでなく、内閣府の定義でも、「性暴力」は、暴力を伴うものだけではなく、権力や立ち場を使ったり嫌と言えない状況だったり同意がない場合も含めるということになっている。
弁護士であるのに、こういった初歩的なことを理解していないのだろうか。そうではなくそれは理解したうえで、敢えて中居氏の利益になることを優先して主張しているのだろうか。
今後、裁判をしたとしても、勝ち目はないと思われるが、中居氏側が自己の正当性をアピールするだけの目的で裁判に踏み切るかどうかに注目したい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0047c7e1fe8a86ef703f9475fd1ef8ba5e4fc835/comments
第三者委員会がWHOの「性暴力」の定義を反映させた意義は、まさに橋本氏の言う「これが性暴力?」の範囲を拡張させ、「これも性暴力になる」という意識や意味付けを日本社会に与えたということだ。〝身体的暴力を伴ったものだけが性暴力なのではない〟と。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0047c7e1fe8a86ef703f9475fd1ef8ba5e4fc835/comments
それを踏まえると、中居氏側の弁護士や橋本氏が「肉体的強制力を用いたものではない」「普通の日本人が考える性暴力ではない」と反論することは、まさに時代に逆行したものであり、また、逆行させるものではないかと思う。
第三者委員会の結論の裏にあるその意義が、日本社会全体の意識改革を促して、少しでも良い世の中になってくれればと願う。
また、弁護団のメンバーが皆高齢であることから、性暴力についての認識がアップデートできてないのではないかという声も一部にあるようです。
中居正広氏の弁護団の反論に対して第三者委員会がどう回答するのか、また訴訟につながっていくのか、今後の展開に注目です。
コメント